歯科医(歯医者)過多
医師不足に悩む産科や小児科とは逆に、数が多すぎて問題となっているのが歯科(歯医者)です。過当競争にさらされた現在では、歯科医は最も稼げない医者に成り下がってしまいました。 防犯カメラ・監視カメラ 週間東洋経済(07年4/28・5/5号)によれば、全国の歯科診療科は約6万7千箇所とコンビニの店舗数(約4万店)よりも多く、歯科医の5人に一人は年収300万円未満だという、驚きの調査結果が掲載されています。 低年収となる原因は明らかで、歯科大学および医学部歯学科の乱立による供給過多です。歯科医は歯科医師国家試験に合格する(つまり歯学科や〃大学を卒業するのが前提)必要があり、通常の医師国家試験とは完全に別のシステムです。 データ復旧 通常の医学部生は、内科・外科・小児科などの一通り全ての診療科に関する医術を学びますが、歯学部は歯医者以外の勉強はしない為、通常の医者のように診療科を変更するなどのいわゆる「ツブシ」が利きません。歯科医師国家試験に合格した人は、歯科医になるか、医者そのものを辞めるかしか選択肢が無いのです。 医師 募集、医師 求人、医師 転職 そして歯科大学側も、供給過多を助長している入学枠を縮小できない事情があります。元々生徒数が少ない学科で、その分を一人あたり3〜5千万円(6年間)という高額な授業料で賄っているのが現状です。入学定員を数人減らすだけでも、学校にとっては数億円単位の減収となる為、定員削減などできないというのです。 新規参入の歯科医を少しでも抑制すべく、厚生労働省は歯科医師国家試験の難易度を上げて合格者を減らすなどの対策を取っていますが、その程度ではとても供給過多を抑制できるものではありません。 粗大ゴミ・粗大ごみ・不用品回収 歯医者は人の命に関わるようなことも、夜間や休日の急患も基本的にありませんから、他と比べると相当楽な診療科です。ゆえに、医者を目指す学生達から相変わらず高い人気を取り続けています。しかし受験を考える前に、このような歯科医の厳しい現実も知っておくべきでしょう。